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神鋼商事では全社員のうち、
7人に1人が駐在員として活躍しています。
そんな駐在員たちの仕事の一部を覗いてみましょう。
Suzhou

Suzhou

姜 尚佑

姜 尚佑

JAN SHANYU
神商精密器材(蘇州)有限公司

2017年 入社

※内容は取材当時のものです
01.

所属する部署の役割、
ミッションを
教えてください。

神鋼商事の中国にある数多くの拠点の中で、神商精密器材は唯一の大型アルミニウム機械加工工場として2010年に設立され、半導体製造装置向けに金属パーツの加工を行っています。顧客ニーズに合わせて付加価値の高い製品を多品種少量型で生産しています。日本向けの輸出案件は勿論、高速成長している中国半導体需要にも取り込んでおり、地産地消ビジネスの開拓を進めています。
02.

現在の業務内容を
教えてください。

営業と、総経理助理の業務を担当。営業に関しては、日本サイド向けの活動はもちろん、地産地消ビジネスの開拓を進めるに当たり、現地顧客、現地サプライヤーの開拓、関係構築も重要な仕事です。総経理助理は、会社の全体業務に関わるポジションです。財務データの取りまとめ、採用活動、会社行事・イベントの仕切りなど会社運営を広範囲にサポートしています。現地での財務、法律、人事の知識だけではなく、「コミュニケーション能力」、「調整力」、「管理能力」も求められる仕事です。
03.

実際に駐在を経験する中で
気づいた神鋼商事の強みはなんですか?

神商精密器材の業態は本社と異なり、製造業です。製造業でよくある失敗が「この技術は優れているので、製品化すれば必ず売れる」と思い込み、メーカー目線で市場を考えてしまうこと。神鋼商事はメーカーとユーザーを繋ぐ商社業務をしており、市場動向と、顧客ニーズを良く掴んでいるため、技術力を持ちながら、商社目線(=ユーザー目線)でリードするモノづくりが可能であり、よりお客様にご満足していただけると感じています。
04.

現在働いている
地域の特徴について
教えてください。

蘇州市は、東に上海を臨み、南は浙江に接し、西に太湖を抱え、北には長江を連ねるので、非常に立地が良いため、日系企業が約3,000社集まっています。その中、弊社の日系お客様の多くも、現地で拠点を持っており、普段の営業活動はお客様の現地拠点に訪問することが多いです。日本駐在員と現地スタッフが同時に出席されることもあり、日本語を交えながら、中国語で会話するシーンがよくあり、これは現地駐在でしか経験できないことだと思います。また、蘇州市で日本人定住者は約1.5万人がいると言われています。日本料理屋が林立する「商業街」もあり、駐在員として何の不便も感じない生活が可能です。
05.

今後の目標を
教えてください。

製造現場でスタッフとともに製品をつくる仕組みを考え、モノづくりをすることを神商精密器材で経験してきました。何をどうしたら製品化できるか、どの工程で何をすればコストダウンできるか、いわゆるメーカー思想は今まで持っていなかったものです。今後、メーカー思想を持ちながら、お客様が本当に必要とされるものを形にして行けるようなビジネスを取り込んでいきたいです。また、海外での経験を活かし、日本と海外を結ぶ新たなビジネスチャンスを探っていきたいと考えています。
One day
Schedule
8:10 出社  
8:20 ラジオ体操  
9:00 朝礼・現場パトロール  
9:30 メールチェック・社内ミーティング  
11:00 当日訪問準備  
12:00 昼食  
13:00 客先訪問  
15:00 外注先訪問  
16:30 帰社・メールチェック・事務処理  
17:30 退社  
18:30 お客様と会食  
20:00 お客様とスクリーンゴルフへ  
Shanghai

Shanghai

石本 祐司

石本 祐司

YUJI ISHIMOTO
神鋼商貿(上海)有限公司

2013年 入社

※内容は取材当時のものです
01.

所属する部署の役割、
ミッションを
教えてください。

神鋼商貿(上海)有限公司の管理部として、財務、人事、法務、総務、審査等、様々な業務を担っておりますが、基本的には2つのミッションを背負っていると思っています。一つ目は、会社を様々なリスクから守ること。二つ目は、より良い会社に変えていくこと。一つ目は当然の事として、二つ目については、色々な視点が有る中で、状況に合った変革を実行していく事が重要だと思っております。
02.

現在の業務内容を
教えてください。

管理部の責任者として、「管理部全般の業務を差配している」と言えば聞こえが良いですが、要は管理に関わる事全般を見て、聞いて、エラーが有れば解決の為に考えて、各所へ相談して、最終的に判断したり、提案したりしています。仕入先への支払申請を承認する等の通常業務も当然あるのですが、上記2つのミッションを達成する為に、何をすべきかを考える事が主な業務です。
03.

実際に駐在を経験する中で
気づいた神鋼商事の強みはなんですか?

ある程度の規模感を持って、何でもできる所が強いと思います。神鋼商事の取扱う製品は幅広く、モノづくりで必要なツールを幅広く提供する事ができます。例えば鉄鋼の客先は機械や溶材の客先にもなり得るのです。神鋼商貿の経営会議でも、客先の情報交換を行い、新たなビジネスを模索しております。また、比較的若い時から責任のある仕事ができることも当社の強みと感じます。私は管理職のポジションですが、同程度以上の規模の他社で同じポジションにいる方は、一回り以上年齢が上の方々ばかりです。個人的には、今のポジションに据えてくれた会社に感謝しているので、この様な人事をしてくれる会社は強い、と証明したいですね!
04.

現在働いている
地域の特徴について
教えてください。

中国系の会社に訪問すると、会食の場で高確率に白酒という度数が高いお酒を飲みます。私はお酒が弱いので苦労するのですが、中国流の歓迎を有難く頂戴しております。
プライベートで海外駐在の面白い所は、様々な会社の方々と、気軽に交流する事ができる所です。同大学、同地元、ゴルフ好き、野球好き等々、色々な集まりがあり、上海で生活している、という共通点が色々な人脈を生みますので、是非駐在された際は参加を勧めます。私は家族帯同(妻、子共2)しており、家族と過ごす時間も楽しみながら、程々に活動してます。
05.

今後の目標を
教えてください。

中国にいる間は、「中国に石本がいて良かった」と、現地スタッフや他の駐在員から思ってもらえる様に成果を残す事が目標です。帰国後は、専門性を身に着けて自分のビジネスパーソンとしての価値を上げていく事が目標です。今までは、専門性を持った人に助けて頂いてばかりですので、30代後半は専門性を身に着けて、助ける側にいきたいです。
One day
Schedule
8:45 出社 メールチェック・ニュースチェック・ToDoリストの作成
10:00 部内打合せ 進捗が気になっている事、困っている事を双方確認
11:00 事務処理 客先への支払申請、人事申請等の承認
12:00 昼食 会社近くでランチ
13:00 メールチェック  
13:30 営業と打合せ 営業の困りごとを聞いて、サポート
14:30 銀行と打合せ 為替変動や、資金需要について情報交換
16:00 資料作り 経営会議や、決裁に必要な資料作成
18:00 退社  
Thailand

Thailand

中島 未貴

中島 未貴

MIKI NAKASHIMA
Thai Escorp Ltd., Non Ferrous Division

2013年 入社

※内容は取材当時のものです
01.

所属する部署の役割、
ミッションを
教えてください。

タイエスコープ非鉄金属部門では、主に自動車、空調業界のお客様にアルミ銅製品を販売しています。取引先のほとんどがタイ現地に拠点を置く日系企業で、タイエスコープは輸出入、在庫、納期等の調整を行い、お客様の生産活動をサポートします。取扱製品は神鋼グループ製品から海外材など様々です。ミッションは既存ビジネスをリスク管理しながら適切にオペレーションすること、そして新たなビジネスを創出することです。
02.

現在の業務内容を
教えてください。

駐在員として、予算の策定や営業実績・コスト管理などの数字を取りまとめ、日本へ報告します。また、取引先の日本人担当者と面談や各種調整や、タイスタッフへ各案件の進捗確認を行い、イレギュラーなことがあれば指示を出してフォローします。2拠点に自社倉庫も保有しているため、その管理も行っています。ルーティーン業務というよりは、トラブルシューティング、新規案件対応、数字管理、スタッフのケア(時に採用活動まで)と多岐にわたる分野に日々取り組んでいます。
03.

実際に駐在を経験する中で
気づいた神鋼商事の強みはなんですか?

タイには多くのグループ会社や日本の取引先が進出しており、当社を含むKOBELCOグループの関連会社も多く進出しています。タイでもKOBELCOグループの知名度は高く、神鋼商事の知名度も高いです。そのおかげで、比較的に新規アポイントが取れやすく、ビジネスを行う上での信用が得られやすいと感じています。過去から受け継いだ強固なビジネスを基盤に、投資を含む既成概念を超えたビジネスに挑戦できる環境だと感じています。
04.

現在働いている
地域の特徴について
教えてください。

タイエスコープの非鉄部門は日本人駐在員2名、タイスタッフ12名の、合計14名です。タイではスタッフとのやり取りに英語を使用しますが、お互いに第二外国語であるため、指示内容や意見を簡潔に伝えるなど、コミュニケーション上の工夫を心がけています。タイは国民性もあり比較的温厚な方が多く、職場の雰囲気は良いです。プライベートではゴルフ、タイ語教室、ヨガ教室、スパへ行くなどして、公私ともに忙しい日常を送っています。
05.

今後の目標を
教えてください。

直近の目標としては、グループ長になりたいです。一つの組織に責任・権限を持って運営する実力を付けたいからです。担当業務という範疇を超えて、組織として、仕事を作れるようになりたいです。女性総合職としても、今後家庭を持った時にどのようにキャリアとプライベート両方で成功できるか、臨機応変に対応しながら女性総合職の後輩の指標になれればと考えています。
One day
Schedule
6:30 家を出る  
7:30 会社到着(バンコク本社)  
9:00 外出(客先商談)  
13:00 倉庫確認(ボーウィン支店)  
14:00 WEB会議2件  
16:00 スタッフと実務内容確認  
17:00 会社を出る  
19:00 帰宅  

Vietnam

中嶋 俊介

中嶋 俊介

SHUNSUKE NAKAJIMA
KOBELCO TRADING VIETNAM CO., LTD

2011年 入社

※内容は取材当時のものです
01.

所属する部署の役割、
ミッションを
教えてください。

ベトナム北部のハノイ事務所に勤務し、非鉄商材を中心に営業をしています。ベトナムには、神鋼商事及びその関連会社が出資するアルミ加工会社が2拠点あり、その新規顧客開拓がミッションの一つです。ローカル、日系、その他外資系企業問わず、新規拡販に勤しんでいます。また、新しいビジネスの創出も大事なテーマで、ベトナム製品を世界に販売する為、これまで中心としていた金属や金属原料、機械問わず、可能性を追求しています。
02.

現在の業務内容を
教えてください。

非鉄部門のマネジメントと、新規開拓の営業を行なっています。営業ではローカルスタッフと協力し、新規訪問を増やして、商材の提案を積極的に行っています。直近では神戸製鋼所が出資する銅板条の加工工場の新規設立にあたって、その営業サポートなども行ないました。また、事業投資にも力を入れており、特に環境関連のビジネスに目を向け、新たな投資、新規事業の創出を目指しています。
03.

実際に駐在を経験する中で
気づいた神鋼商事の強みはなんですか?

ベトナムではKOBELCOという名前は認識されている場合もありますが、当社についてはあまり知られていない場合が多いです。KOBELCOというブランドを大いに活用できる環境でありながら、それ以外にも幅広いアイテムを取り扱っていることは当社ならではの強みだと感じます。また、社内の人間関係も当社の強みだと感じます。現地スタッフとも習慣や文化は違えど、同じ会社で一緒に頑張っているメンバーとして、仕事での楽しさ、辛さを分かち合いながら、日々会社の成長を目指しています。
04.

現在働いている
地域の特徴について
教えてください。

「今を生きる」ということを大切にされている人が多いと感じます。そのため、1週間前のアポイントは取れないことが多く、直前でないと予定を決めるのが難しいのですが、逆に今日突然アポが取れることもあります。環境面では人々が若くて活気があり、ベトナム料理も美味しく、生活しやすい環境です。ただ、交通はバイクが多く、注意していないと危ない場面も多々あります。
05.

今後の目標を
教えてください。

①このベトナムの地で、当社の根幹となるようなビジネスを作り上げたい。②神鋼商事アセアン地域で、タイ拠点に追い付き、追い越したい。③非鉄金属商材をこれまで担当してきたが、それだけにとどまらず幅広く商材を取り扱える万能な営業になりたい。④将来的には他の外国にも駐在して、世界で通用する人物になりたい。
One day
Schedule
8:00 出社 メール、ベトナム関連の記事をチェック
9:00 当日訪問準備 アポ取り・訪問準備
10:00 営業訪問、日本とWeb会議  
12:00 昼食 お弁当を持参
15:00 事務処理 メール返信、見積回答、スタッフと打合せ、営業訪問メモ記入
17:00 退社 家族と過ごす

Australia

中澤 寛人

HIROTO NAKAZAWA
ブリスベン事務所

2016年 中途入社

※内容は取材当時のものです
01.

所属する部署の役割、
ミッションを
教えてください。

豪州は資源国として有名ですが、私が駐在するブリスベンは、石炭に特化した都市です。豪州産石炭のサプライヤー、トレーダーの拠点が集中しており、所在する日本企業のほとんどが石炭に関わる事業を展開しています。業界の最先端であるブリスベンにオフィスを構え、「豪州と日本をつなぐこと」が所属部署の主な役割です。また、昨今のSDGsやカーボンニュートラルの気運の高まりを受け、気候変動に配慮した新たなビジネスの創出が重要なミッションとなっています。
02.

現在の業務内容を
教えてください。

担当業務は、①日本市場向け石炭トレーディング業務、②豪州企業、日系高炉メーカー、総合商社等と共同出資する炭鉱の事業管理、③石炭市場情報の調査・配信、④新規事業調査(クリティカルミネラルや再エネ関連のトレーディング/投資機会)、と多岐に渡ります。石炭トレーディング事業は、駐在後に一から主導的に立ち上げ、今や豪州側の主力事業に成長しています。ひとつの契約の売上が10億円を超える、非常に規模が大きく、エキサイティングな商材です。
03.

実際に駐在を経験する中で
気づいた神鋼商事の強みはなんですか?

こと豪州に関しては、前任の方々の尽力や神戸製鋼所のネームバリューにより、新たな試みを行う際に企業としての信頼を得やすい点が強みです。一方、ゼロから何かを生み出すような思考や突破力のある人材が不足している点が課題であり、「大きな可能性」とも考えています。総合商社と対比し、能力的に遜色のない優秀な人材がおり、その他リソースも整っているため、何かパズルのピースが噛み合えば、世間を驚かす様なビジネスが作れるのでは、と常々思っています。
04.

現在働いている
地域の特徴について
教えてください。

ブリスベンは、年間を通して温暖な気候で雨も少なく、ビーチ(ゴールドコースト等)や山、公園等、自然溢れる非常に住みやすい生活環境です。また、労働環境についても、豪州企業は、欧米同様、コンプライアンスを重要視しているため、弊社含めてワークライフバランスはしっかりしています。こちらの駐在員は、ゴルフ、サーフィン、釣りで趣味が分かれますが、私はゴルフ派です。駐在前は大嫌いでしたが、今ではハマってしまい、最低月2回は、駐在員仲間とラウンドしています。また、家族ぐるみで仲良くしているオージーの家族とホームパーティーやBBQをして、週末を過ごしています。
05.

今後の目標を
教えてください。

豪州は石炭以外にも、脱炭素に不可欠なEVバッテリーや蓄電池等に使用されるクリティカルミネラル、バイオマス燃料や水素といった豊富な資源があります。そうした石炭ビジネスをオフセットするような資源のトレーディングやプロジェクト投資の実現が今後の目標です。私のやりたいことは、会社人生の中で一貫しており、「誰も成し遂げた事が無いようなビジネスをつくること」ですが、「無ければ作ってしまえばいい」を出来る環境が弊社にはあると考えています。
One day
Schedule
9:00 出社 会社近くのジムで筋トレした後、出社。To Doリストの更新。
9:15 メール・問い合わせ対応  
10:00 訪問準備  
10:30 石炭サプライヤー等の
市場関係者と面談
案件情報の共有、契約交渉、市場情報の交換
12:00 昼食  
13:00 報告書の作成と共有 面談内容の共有、適宜、上司やチームメンバーと相談
14:00 事業管理業務 炭鉱の操業状況アップデート、本社へ設備投資案件の詳細報告等々
15:00 事務処理・社内外向け
資料作成・アポ取り
 
16:30 メール・問い合わせ対応  
18:00 退社