「優れている人」よりも、
「異なる人」になりたい。

私の就職活動の軸は、多くの人と関われること、若手のうちから挑戦できること、グローバルに活躍できること、の3つでした。理系出身の私がメーカーではなく商社を選んだのは、その3つの軸を叶えられると感じたからです。理系修士課程卒という背景から、就活中は本当に商社でいいのか？などの様々な葛藤もありましたが、企業としてチャレンジングな姿勢を貫く神鋼商事への入社を決めました。 面接やOB訪問で出会う先輩社員も親しみやすい人ばかりで、自分とほとんど年齢の変わらない人たちが大きな裁量を持ってプロジェクトに挑む姿に、強い憧れを抱いたのを鮮明に覚えています。入社した現在でも当社に決めてよかったと感じています。 就活生の皆さんにも自分の選択が成功だと思えるくらいに真剣に就職活動に取り組んでほしいと願っています。

入社後、総務部に配属され、現在はIR・広報を担当しています。具体的な業務内容は、企業情報の社内外発信やイベントの企画、コーポレートサイトなどのメディア運用。さらに、統合報告書や会社案内といった開示資料の作成にも携わっています。
私は業務において、常に「ひと手間」を大切にしています。たとえば、メールよりも電話、電話よりも対面を重視。直接用件を話すことで、相手の意図やニーズを正確に把握することができます。また、資料作成や提案の際には、複数の選択肢を用意するようにしています。
自分から積極的に行動することで視野が広がり、会社の価値向上のために何をすればいいか、深く考えられるようになりました。

営業ではありませんが、商社の本社部門としての面白さは勿論あります。特に、総務部は事務的な仕事ばかりしているイメージがあるかもしれませんが、社内外のさまざまな業務に対応し、営業がより円滑に業務にあたることができる環境づくりや、近年では、IR・広報などの対外的発信の重要性も高まり、ステークホルダーの目線にたち幅広い業務を任せてもらっています。
ある日、チーム全体として取り組む業務において、情報の伝達ミスが発生しました。その日中に終わらせなければならなかったため、とても混乱したのを覚えています。しかし、すぐに冷静になり、どこで問題が起きたのか、どうすれば解決できるのかを分析。結果的に最小限の遅れで業務を完了させることができました。
総務部には、俯瞰的な視野と柔軟な対応力が求められます。若手でも活躍できるフィールドが用意されている神鋼商事だからこそ、私たちが縁の下で支えなければと、いつも思っています。

私は「優れている人」よりも「異なる人」になりたいと考えています。というのも、努力次第で優れている人には比較的簡単になれますが、自分だけの価値観やスキルを持っていなければ異なる人には決してなれないからです。その目標を達成するために、海外の市場動向を学んだり、資格を取得したりしながら、視野を広げ専門性を高めているところです。
また、現在は総務部で働いていますが、ジョブローテーション制度もあるので将来的には営業への異動を希望しています。総務部で学んだ知識を営業職に活かせれば、人とは違う営業活動ができると、私は確信しています。もちろん、他の業務にも積極的にチャレンジし、自ら学び行動する人として成長を重ねていきます。

総務部では、初めてのことばかりで戸惑うことも多々ありました。そんなとき、同じチームの先輩が気さくに話しかけてくれて、仕事の進め方やコツを教えてくれました。その先輩は、常に期待以上の成果を出し続ける、いわゆる仕事のできる人です。すぐに答えを教えるのではなく、自分で考え成長しうる機会を与えてくれていると感じます。親身になって後輩である私の成長をサポートしてくれているところに温かさを感じる日々です。