1. 紙パルプ技術協会【第66回年次大会】に出展

　当社グループの㈱マツボーが、2023年10月4日～５日に姫路市で開催された紙パルプ技術協会（以下、同協会）に蒸気駆動コンプレッサーを出展し、講演会で発表しました。同協会は、製紙会社を対象にした、製造機械や検査機を中心に関係する協力会社の新技術の発表会です。
　講演では、ランニングコスト・CO₂排出量を共に約90%削減できる「蒸気駆動エアコンプレッサー」を用いた工場全体の蒸気・熱の有効利用を提案しました。

2. 蒸気駆動コンプレッサーの特徴
　ボイラーからの蒸気を熱利用先向けに調圧（減圧）しながら、同時に圧縮空気を生成させ既存の電動コンプレッサーを休ませる事でその消費電力分を省力化すること。
①　従来の蒸気システムでは、蒸気の減圧機能しかなく、本装置では減圧弁が調圧機能を果たしながら同時に圧縮空気を生成する。
②　従来型のコンプレッサーで棄てられていた圧縮熱を高温水として取り出し、ボイラーへ供給することで，蒸気化する際に必要な燃料を節減する。


　　　　　　　　　＜㈱マツボー榊田さん＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜出展ブースの様子＞

ご参考　ウェブサイト：株式会社マツボー (matsubo.co.jp)