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目次

管理職
キャリアインタビュー

初の欧州拠点の立ち上げから、
資源循環ビジネスの事業化まで、
果敢な挑戦の連続がキャリアを築いた。

初の欧州拠点の立ち上げから、
資源循環ビジネスの事業化まで、
果敢な挑戦の連続が
キャリアを築いた。

上田 英治

EIJI UEDA
金属本部

アルミ・銅ユニット 機能材・原料部 担当部長
1997年入社|社会学部 社会学科卒

Interview

上田 英治

EIJI UEDA
金属本部

アルミ・銅ユニット 機能材・原料部 担当部長
1997年入社|社会学部 社会学科卒

Career Path

1997年
入社。非鉄金属本部 大阪非鉄金属部 伸銅品グループ
2004年
株式会社コベルコマテリアル銅管(出向)
2007年
ブダペスト事務所 所長(駐在)
2009年
SHINSHO EUROPE GmbH立ち上げ、社長に着任。
2014年
非鉄金属本部 アルミ・銅製品部 輸送機材グループ グループ長
2018年
THAI ESCORP LTD. 非鉄金属部門部門長(駐在)
2023年
現職
※部署名等は在籍当時のものです
01.
学生時代はどんな学生でしたか?
また、神鋼商事に入社した理由を
教えてください。
大学で専攻したのは社会学。学業と並行して打ち込んだのは塾講師のアルバイトでした。講義以外の平日、夕方以降はアルバイトの日々。また週末は、小学生から続けてきたサッカーを楽しみ、地域リーグに参加していました。私の就活のときは氷河期と呼ばれる時代。自身の強みと感じていた、コミュニケーション力を求められる職種、特に商社に絞って活動を進めていました。神鋼商事は、金属産業の堅実さ、中堅規模ならではの個人裁量の大きさに惹かれました。海外拠点が多いことにも魅力を感じていました。海外を舞台に仕事をすることへの憧れもあり、入社を決めました。
02.
上田担当部長のキャリアストーリーと
モチベーショングラフを覗いてみよう。
キャリアを考えるにあたって
良かった制度
自主的に学べる
カリキュラムと
階層別研修

ここ数年で研修制度が充実したことを実感します。年代ごとや昇格・昇任時の研修に加え、業務時間外で自主的に学べるカリキュラムが準備されています。私は経営マネジメント関連の研修にいくつか参加。コンサルティング会社の講師指導の下、フレームワークを使った中期戦略構想を作りました。整備されている研修制度では、階層別のリーダーシップ研修等を受講しました。組織マネジメントや人材育成に活かせています。また、海外赴任では、現地の語学学校費用への補助金が、帯同するパートナーの分も含めて支給されました。

上田担当部長のキャリアの学び
挫折を味わった欧州体験が
今の礎をつくった

入社して25年余り、国内外で多くの経験を重ねてきました。そのすべてが、次のタスクに向かう糧になっていると感じています。その中でも、欧州経験は自身のキャリア形成に大きく影響している思っています。欧州にはどこか華やかなイメージがありますが、アウェーで生活している感覚があり、仕事では顧客の撤退があり、ドナウ川を眺めながら泣いたこともありました。そうした日々を乗り越えて、欧州初の拠点をドイツに立ち上げ、ビジネスを拡大できたことは自信に繋がりましたし、その過程での経験、学びが私の礎になっています。

03.
現在の仕事内容と
やりがい・魅力を教えてください。
現在取り組んでいるのは資源循環ビジネス。アルミスクラップのアップサイクルを通して、当社の新たな事業モデル構築を進めています。アップサイクルとは、本来は捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生することで、「創造的再利用」とも呼ばれます。具体的には、日本国内の自動車メーカーからアルミのスクラップを回収し、部材やグレード別に選別。たとえば、ボンネットであれば、ボンネット用の再生素材として選別し、圧延メーカーに販売。このアップリサイクルの効果は資源再利用及びコスト削減のみならず、CO2排出削減にも寄与します。1トンのアルミ製造で10トンのCO2が排出されるのに対し、スクラップ由来は同0.3トンと大幅なCO2排出削減をもたらします。会社全体の中期戦略テーマやSDGsにも沿った取り組みであり、社会的貢献性も高いため、これまでと違ったやりがいを感じています。当社の新たな事業の柱に育てていきたいと考えています。
04.
今後のビジョン、
目標を教えてください。
当社では、3~5年で部署移動や転勤、担当変更などのローテーションされることがあります。言い換えれば、3~5年でミッションを遂行し確かな成果を上げることが求められます。現在取り組んでいる資源循環ビジネスのプロジェクト開始が2023年。したがって、数年後には構築した事業モデルを推進する専門組織を発足させ、事業を軌道に乗せたいと考えています。現在50歳。人生の折り返しタイミングです。今後、数年単位で仕上げていくミッション・プロジェクトをいくつか完遂したいと考えています。これまで培った社内外・国内外の人脈、ネットワークを使い、リーンな仕事の進め方を心掛けます。また経営的視点で事業全体を俯瞰し、全体最適のマネジメントを実践していきたいと考えています。
05.
学生への
メッセージをお願いします。
何でも好奇心を持つことが大切だと思います。好奇心は成長の原動力になります。私もヨーロッパ赴任時、自分が興味を持った国に行きたいと思い、その国での仕事を探しました。実際、スペインやスイスなどで、仕事を作り広げることができました。好奇心からは、何か「やりたい」という気持ちが生まれます、神鋼商事にはその好奇心を満たす制度が整備されていますし、国内外にオポチュニティがあり、生活環境も整っています。好奇心に溢れ、世界を舞台に自分のやりたいことをやりたいと思っている人、是非私たちの仲間になってください。一緒に働ける日を楽しみにしています。
Private

普段の上田さん

空っぽにする時間と詰め込む時間を作っています。空っぽにする時間はただボーっとしたり、仲間とゴルフしたり。これまで行けなかった県を目指して妻と小旅行に出かけます。詰め込む時間というのは、予定された商談のシミュレーションをし、不足情報や以前の議事録に目を通したりすることです。「段取り八分、仕事二分」と言います。準備をすることで余裕やユーモアも生まれます。関西人ですので、面談ごとにオチを考えたりすることもあります。