神鋼商事

2015新卒採用

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Global expansion
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REPORT:1 神商アメリカン

 神商アメリカンの設立は1966年。神鋼商事の中で一番最初につくられた海外拠点です。本社はデトロイト。鉄鋼・非鉄・鉄鋼原料・機械の4部門があり、スタッフは総勢30名。関連会社を含めると100名ほどの規模になります。

 大きな特徴としては、二次加工メーカーや膨大な量の金属材料をストックする倉庫などの子会社を数社設立・運営している点。単に日本から輸入した商材をアメリカで販売するだけでは、私たちの存在意義が発揮しにくい。そのため、神戸製鋼のつくった高品質の線材などを、取引先が最も使用しやすい形に加工したり、部品化することで付加価値をさらに高める。品質の高い日本の材料を、さらに高い次元で二次加工し納品することは、他社との決定的な差別化につながります。
 加えて、デトロイトから約350マイル南下したインディアナに、ロジスティクス機能を主とする会社を設立。このエリアには、日系の自動車部品メーカーなどが数多く進出しています。取引先にとって最も利便性の高い場所に、約2000トン、1.5ヶ月分の在庫を置き、ニーズに合わせジャスト イン タイムで供給できるのが大きな武器となっています。

 商習慣の違う海外で秀でるためには、これまでの浅く広くといった、いわゆる商社のイメージから、深く広くに変わっていかなくてはいけない。現在、タイでも同様の二次加工メーカーを設立していますが、このようにアメリカでチャレンジし成功した事例を、神鋼商事全体のノウハウとして世界中の拠点に広げていくのも、私の役割だと思っています。

Grand Blanc Processing,LLC.

 入社して最初の配属が鉄鋼本部のチタン・ステンレス部門。そこに約2年いた後、鋼板部門に移り薄板グループに約6年、線材グループに約5年。いずれも大阪で過ごしました。アメリカには学生時代の卒業旅行以来、一度も来たことがありませんでしたね。
 今でも忘れませんが、赴任初日に空港に着いたら気温がマイナス22度。外は寒いというか、もう痛い。高速道路をいくら走っても広大な土地がつづくばかりで、想像していた大都会のイメージには中々出会えず、アメリカのスケールの大きさを痛感しました。

 商習慣も全く違う。日本では時間をかけて培った信頼関係が重要になりますが、アメリカは1年単位の契約社会。競合もいる中で、1年毎に繰り返す契約更新時に先方の要求を満たせるか否かが勝負です。常に来年はどうなるか分からない、といった緊張感がつづいています。この厳しさを楽しめるようになれれば、海外駐在員としては一人前!?といったところでしょうか。


 決められた就業時間は朝8時30分から夕方4時30分。ナショナルスタッフのほとんどは5時には退社しますが、私たちはそうもいきません。昼夜が逆転する日本とのコミュニケーションが11時頃まで、ほぼ毎日つづきます。
 家族も平日は完全にあきらめていますね。その分、休暇には旅行。近隣にナイヤガラの滝やカナディアンロッキーといった大自然もたくさんありますし、ラスベガスやニューヨークまで車で出かけることもある。
 休日は子どもの日本語補習校でサッカーのコーチを務めているので、全く仕事を持ち込むことはありませんね。

 私の座右の銘は「意志あるところに道は開ける」。どちらかといえば気を許すと怠けるタイプなので、常に何かを考え、意識的に行動するように仕向けています。そういう意味では、アメリカでのメリハリのある生活は、とても合っているのかもしれませんね。